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【尾関です!】暖かくなってきたので怪談左話はじめました!≪長編≫※お時間あるときにお読みください。所要時間6分

こんにちは!

コーチの尾関です!

寒の戻りも、もうさすがにありませんでしょうか。

暖かくなってきたので、ダウンも必要なくなりましたね。

 

 

ここらで、暑くなりきる前に、

皆さまに、尾関の経験した怪談事象をお知らせしたい。

暑くなったら2回くらいは読み返していただけるブログ、

怪談話をひとつ。5段階ランク2くらいですかね。

軽いものですよ。

 

冷たさと残酷さに気付いたんだよ

きっと君に渡したいものはもっとヒンヤリ熱いもの~

 

すみません。

怪談じゃないですね。

髭男(official髭男dism)です。

失礼しました。

 

学生時代のテニスサークルのとある夏の日。

あれはまだ令和のこの経験したことのないような暑さ

まではいかないですが、当時としては暑くなりはじめの夜でした。

サークルの後、

一人暮らしの人が寂しくひとり飯にならないように

サークル後恒例化されていたものがスカイラークで晩御飯。

 

その日は、いつもより長居してしまった日でして。

僕のテーブルで、『ぜきさん(当時の尾関の呼称)の車で

心霊スポットに行ってみましょうよ!』といったテンションになってきたことが

話のきっかけだったような気がします。

 

でかい車に乗っていたものですから、

いつも遠出するときは決まって車を出すのが≪ぜきカー≫に

乗ってるぜきでした。

 

目的地は、

イチロー選手の母校、

愛〇大名電高校の上の大学、

愛〇大。

その大学には隣接されている発電所があり、

発電所側にはそこそこ大きな池があるらしく、

女性の白骨遺体と思われるものが発見された、

という記事が市民版に載っていたのを、

後輩が面白おかしく脅かしながらしゃべっていたので、

男2人、女の子3人で、ぜきカーに乗って

向かうことにしたんです。

 

今思えば、

考えてみると

悲劇はそこから始まっていたのかもしれません。

 

スカイラークから、

愛知〇業大学まで30㌔ないくらい。

車で片道30分程度でした。

 

途中から小雨が降りだした中、

車中で半分怖がり、半分ふざけて

しゃべりながら向かいました。

 

それこそが

そもそも不謹慎だったのかもしれません。

 

当時、僕の車にはナビはなく

予め頭に叩き込んだルートで目的地周辺まで到着。

 

大学の駐車場に車を駐めて、

車の荷台にビニール傘が3本。

尾関は身体が大きいのでひとりで一本。

後輩や女の子たちは2人1組に分かれて相合傘。

 

駐車場から遠めでも一目でわかる

石でできたでっかい

鳥居を一望しながら、

近づいていき、

鳥居の真横には

愛知県警の立ち入り禁止のお触れ書き。

 

 

【立チ入ルベカラズ】

 

 

カタカナ表記が、

これまた少し怖かった記憶です。

 

鳥居には通れないようにしてあるのか、

大きなしめ縄が両サイドの柱から柱に。

お祓いのときに神主さまが手で持つような、

白い紙の稲妻模様の南京玉すだれとでもいいましょうか、

しめ縄に等間隔に祀られており、

あたかも門前払いさせるような威圧感。

でも、しゃがんでくぐれば、

入れちゃうんですよね。

 

我々5人は侵入して歩くこと1~2分。

小雨降るか降らないかはっきりしなかった雨も、

しっとり雨くらいにまではなっていました。

右手には大学側の樹々が生い茂り、

左手には金網の柵で発電所との境目を

はっきりと敷地を分けるように設置された道。

ふと左に見えたのが雨で池の底の泥が浮き上がっていたのか、

泥水状態の池。池というより沼。

 

 

 

 

ここが白骨遺体が発見された池なのか。。。

 

 

池を見つけたけれど、

泥水状態で池の底が見えないほどの沼のようだったため、

拍子抜けしてしまった探検隊一同。

 

もう少し先まで進んでみよう、

ということになり、

 

3組ビニ傘がちょいちょいぶつかりながら、

の間隔で横に広がりながら歩いていき、

 

足元ぬかるむ中、

横一列が段々と縦一列にならないと歩けないくらいの

細道になり、発電所の音も、

近づくにつれ、

ウォンウォンウォンと鳴り響き、

段々と右カーブにさしかかると視界が狭くなってきて、

曲道の先が見通しが悪くなってきた、

その時でした。

 

 

 

3組のビニール傘に大型バケツをひっくり返したような水を

ぶっかけられたかのようにドバァーッと一瞬で大雨に急変したんで、

驚きとビビりが相まって全員満場一致で逃げるように走って車まで

引き返したんです。

 

先頭を歩いていた後輩、

2番目に歩いていた僕は、

当時、足が速かったので

一目散にみんなを置き去りにして、

一位で車に到着。

運転席をキーで開け、

音速でエンジンをかける。

超高速スタートダッシュで

100㍍ほどみんなを乗せずに

車を走らせました。

 

冗談ですよ。

 

ギアをバックに入れ直し、

みんなを乗せるために

バックミラーで確認しながらみんなの元へ。

 

≪人でなし笑い≫が取れたので、

みんなを乗せて作戦会議。

 

あの尋常じゃない降り方の大雨も、

車に戻った場所では小雨になっており、

みんな怖がって、なんだったのあれ?

みたく、女の子たちはガクガクブルブル。

 

尾関も女の子たちが怖がっているし、

もう帰ろうと促したのだが、

言い出しっぺの男の後輩が、

『もう少し先まで行こうよー、大丈夫だって!』

と1人だけ、好奇心が増してしまった様子。

 

女の子たちは、

やめよう、帰ろう。

男の後輩は、

行こう、進もう、夜はまだまだこれからだ。

 

うーむ、、、

尾関は、

折衷案のつもりで、

『さっきの場所まで行って、

  さっきと同じように、

   雨がものすごく強くなったら、

   引き返せって警告と受け取り今日はやめにしよう』

 

言い出しっぺ男

「さっきと同じ場所まで行って、

  何にも雨が強くならなかったら、

   もう少し先まで行こうよ。」

 

困ったもんだ。

どうする?俺。

 

女の子たちも少し落ち着きを取り戻し、

同意を得られたので、再度、同じ組み合わせで

傘をさし、同じルートで向かうことに。

 

右手には大学側の樹々が生い茂り、

左手には金網の柵で発電所との敷地が仕切られた道。

 

泥水状態の池、池というより沼を横目に。

 

ウォンウォンウォンと発電所が鳴り響き、

段々と右カーブにさしかかると視界が狭くなってきて、

曲道の先が見通しが悪くなってきた、

さっきと同じです。

 

 

そろそろだな、、、

 

 

 

小雨降る中、

同じ道を繰り返し歩いてきた我々に襲い掛かったのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビニール傘に大型バケツをひっくり返したような水を

ぶっかけられたかのようにドバァーッと一瞬で大雨に急変したんです。

まったく同じ寸分の狂いもない地点で全く同じ現象が起きたのです。

 

全員が同じ思い。

 

全員が同じ足の速さとは限らない。

 

尾関が一位。

 

運転席をキーで開け、

 

音速でエンジンをかけ、

 

超高速スタートダッシュで

 

100㍍ほどみんなを乗せずに

 

車を走らせました。

 

 

≪人でなし笑い≫も、二度目となると

怒られる。

 

調子に乗っていた言い出しっぺの男の後輩も、

さすがに今度ばかりはビビったようで。

 

みんなで帰ることになりました。

 

スカイラークに戻り、

それぞれの車に乗って解散。

 

尾関と言い出しっぺ男の後輩と

配車を決めて、女の子たちを送って帰ったんです。

 

 

この話には、

ちょっとした続きがあるんです。

 

翌日、天候はどんより曇り空。

尾関はシングルス本戦の日程で、

試合会場に一番乗り。

夏のわりには、曇っていて湿度もそこまでではなかったので

シングルス日和でした。

 

試合前のアップを他サークルの友達に頼みこんで済ませた頃に、

昨日の言い出しっぺの男の後輩が、

応援に駆け付けました。

しかし、風貌が怪しい。。。

イキっているのか曇っているのにもかかわらず、

サングラスをかけてテニスコートに参上したんです。

 

『おいおい、どうした?グラサンかけるほど

  まぶしくねえぞ。』と、尾関。

 

後輩:

「ぜきさん、見たってコレ~」

と昨日とは真逆で弱気な声。

 

サングラスを外すと、

左目がしっかり、お岩さん。

左唇がしっかり、いかりや長介さん。

 

『うわうわうわ、どうした?どうした?

 昨日、あの後、誰かと殴り合いでもしたんか?』と、尾関。

 

後輩:

「呪われたて~」

 

「昨日、○○(女の子の名前)送った後、

後は真っ直ぐ走るだけの道なりで

交差点で信号待ちしてたら、左ウィンカーが

勝手に灯りだして、直進するだけなのに、

チッカンチッカン、っていうウィンカーの間隔も、

チッカンチッカンチカチカチカチカチカチカッッッて、

ものすごく速く光りだしてさー」

 

「車は直進できたから、

帰れたんだけど、朝起きたら目と唇が

腫れてた~、呪われたて~涙」

 

昨日の他の女の子たちも応援に駆けつけてくれたが、

幸い、お岩さん、長介さんは1人もおらず。

 

一安心。

 

 

調子に乗って1回目の警告に従わず、

行こう、行こう、と強気だった

言い出しっぺ男の後輩だけが、

呪われたような、まさかの怪談【左】話でした。

 

皆さまも、くれぐれも

軽い気持ちで心霊スポットへ行くのはやめましょう。

 

長々とお読みいただき、

ありがとうございました。

 

また今年も、暑い季節がすぐそこまでやってきてますので、

暑くなったらもう一回くらいは読み返してやってください。

 

5段階ランク2の怪談話でした~

 

またいつか~。

 

 

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